はい、第4回勉強会についてですよ。
4回目の勉強会では、フィリピンのスモーキーマウンテンでゴミを拾って生計を立てているスカベンジャーの人たちについてのビデオを見ました。これは2000年7月に、長く降り続いた雨によってごみ山が崩れるという事故が起こった時が舞台となっています。
「スモーキーマウンテン」、「スカベンジャー」という用語に反応した人も多いのではないでしょうか?
FES08で支援したフィリピンの女性もごみ山で生活する人たちでした。また、以前からハビはSaltのスタディーツアーに参加しているので、実際目で見てきた人もいると思います。
でもちょっとだけ説明を・・・
*スモーキーマウンテンとは? フィリピンではダイオキシン減少のために大気汚染法という法律を制定しており、ゴミを焼却処理することが出来ない。そのためゴミがそのままどんどん埋め立てられ、ごみ山が各地にできました。蓄積したゴミが自然発火して煙を上げているため、スモーキーマウンテンと呼ばれるようになりました。
*スカベンジャーとは?
ごみ山で鉄やガラス瓶といった換金可能なゴミを拾って生活している人々のことを指します。

*07WCのpptより
彼らの大半は粗末な家屋に許可無く住む不法占拠者で、ほとんどが農村で職を失って流入した貧しい移民です。
住人の半数は紙・プラスチック・空缶・アルミニウム・ビニール等、ゴミの中から利用可能なものを拾い、廃品回収業者に売って生計を立てています。それでも1日の日収は平均200 ペソ(約600円)にしかならないそうです。こうしたゴミ捨て場では、4才ぐらいの幼い子供たちが一家の生計を少しでも助けるために、早朝から深夜までゴミ拾いに出る事も珍しくありません。そのため、ほ とんどの子供たちは学校に通えず、劣悪な生活環境のために栄養失調や皮膚病などの病気にかかる子供も数多く、また、幼児の死亡率も約30%と極めて高 いです。
*ごみ山崩壊
2000年7月、台風が続いたことにより地盤が緩み、パヤタス地区にあるごみ山が崩壊。多くのひとたちの住居が下敷きになり、生き埋めになる事件が起こりました。この事故で出た死者は1000人以上だといわれています。(戸籍登録していない人が多く、正確な数は現在もわからないまま)
これにより政府は事故の再発を恐れ、一時このごみ山が閉鎖され、多くのスカベンジャーが職を失いました。
ゴミ拾いの仕事を生活手段としている彼らにとってこれは死活問題となってしまいました。
今回見てもらったビデオは「四ノ宮浩」という方の「ごみ捨て場の子供たち」というDVDの一部です。ゴミ捨て場の子どもたち ←ここからyoutubeにアップされてるのが見れます。あと、続きが気になる人は、関連動画から2と3があるので、ちょっと長いですが時間ある時にでも視聴してみて下さい。
四ノ宮さんの作品としては、今までに「忘れられた子供たち」、「神の子たち」といった映画を撮っており、2009年春に「神は見ていた」という映画が上映されるようです。
この動画の完全版は四ノ宮さんのHPの中にあるもので、
http://www.office4-pro.com/ここから飛んでもらえば色々分かるんですが、この方はフィリピンに行った時に日本では考えられないほど多くの子ども達の死に出会い、どうしたら世界から貧困と戦争がなくなるのかを考えて映画を撮りはじめました。
しかし、「神の子たち」の撮影時にゴミ山周辺に住む人たちの家族の絆に触れ、「ゴミ捨て場に住む人々の悲惨さを伝えたいんじゃない。ここで胸を張って暮らす人々や家族の姿を伝えたいんだ!」という新たな気持ちで撮影を開始する事になりました。
この他にも、HPに四ノ宮さん自身の想いなどが色々と載ってるんで、興味ある人は見てみてください。
この前見逃したVoiceを見ようとか思ってネットを開いてる時に、ほんのちょっとでもこういうことを調べてみると色々広がるかもしれません♪
以上が第4回勉強会でしたー。
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