2009年1月5日月曜日

第4回勉強会

どもー!いねです。
はい、第4回勉強会についてですよ。

4回目の勉強会では、フィリピンのスモーキーマウンテンでゴミを拾って生計を立てているスカベンジャーの人たちについてのビデオを見ました。これは2000年7月に、長く降り続いた雨によってごみ山が崩れるという事故が起こった時が舞台となっています。

スモーキーマウンテン」、「スカベンジャー」という用語に反応した人も多いのではないでしょうか?
FES08で支援したフィリピンの女性もごみ山で生活する人たちでした。また、以前からハビはSaltのスタディーツアーに参加しているので、実際目で見てきた人もいると思います。


でもちょっとだけ説明を・・・



*スモーキーマウンテンとは? フィリピンではダイオキシン減少のために大気汚染法という法律を制定しており、ゴミを焼却処理することが出来ない。そのためゴミがそのままどんどん埋め立てられ、ごみ山が各地にできました。蓄積したゴミが自然発火して煙を上げているため、スモーキーマウンテンと呼ばれるようになりました。



*スカベンジャーとは?

ごみ山で鉄やガラス瓶といった換金可能なゴミを拾って生活している人々のことを指します。









*07WCのpptより


 彼らの大半は粗末な家屋に許可無く住む不法占拠者で、ほとんどが農村で職を失って流入した貧しい移民です。
パヤタスゴミ捨て場 2 住人の半数は紙・プラスチック・空缶・アルミニウム・ビニール等、ゴミの中から利用可能なものを拾い、廃品回収業者に売って生計を立てています。それでも1日の日収は平均200 ペソ(約600円)にしかならないそうです。
 こうしたゴミ捨て場では、4才ぐらいの幼い子供たちが一家の生計を少しでも助けるために、早朝から深夜までゴミ拾いに出る事も珍しくありません。そのため、ほ とんどの子供たちは学校に通えず、劣悪な生活環境のために栄養失調や皮膚病などの病気にかかる子供も数多く、また、幼児の死亡率も約30%と極めて高 いです。


*ごみ山崩壊

2000年7月、台風が続いたことにより地盤が緩み、パヤタス地区にあるごみ山が崩壊。多くのひとたちの住居が下敷きになり、生き埋めになる事件が起こりました。この事故で出た死者は1000人以上だといわれています。(戸籍登録していない人が多く、正確な数は現在もわからないまま)
これにより政府は事故の再発を恐れ、一時このごみ山が閉鎖され、多くのスカベンジャーが職を失いました。
ゴミ拾いの仕事を生活手段としている彼らにとってこれは死活問題となってしまいました。






今回見てもらったビデオは四ノ宮浩という方のごみ捨て場の子供たちというDVDの一部です。
ゴミ捨て場の子どもたち ←ここからyoutubeにアップされてるのが見れます。あと、続きが気になる人は、関連動画から2と3があるので、ちょっと長いですが時間ある時にでも視聴してみて下さい。



四ノ宮さんの作品としては、今までに「忘れられた子供たち」、「神の子たち」といった映画を撮っており、2009年春に「神は見ていた」という映画が上映されるようです。


この動画の完全版は四ノ宮さんのHPの中にあるもので、
http://www.office4-pro.com/ここから飛んでもらえば色々分かるんですが、この方はフィリピンに行った時に日本では考えられないほど多くの子ども達の死に出会い、どうしたら世界から貧困と戦争がなくなるのかを考えて映画を撮りはじめました。

しかし、「神の子たち」の撮影時にゴミ山周辺に住む人たちの家族の絆に触れ、「ゴミ捨て場に住む人々の悲惨さを伝えたいんじゃない。ここで胸を張って暮らす人々や家族の姿を伝えたいんだ!」という新たな気持ちで撮影を開始する事になりました。


この他にも、HPに四ノ宮さん自身の想いなどが色々と載ってるんで、興味ある人は見てみてください。




この前見逃したVoiceを見ようとか思ってネットを開いてる時に、ほんのちょっとでもこういうことを調べてみると色々広がるかもしれません♪



以上が第4回勉強会でしたー。

第3回勉強会

こんにちはー!てっちゃんです!!

3回目の勉強会では新・貧困ラインについて取り扱いました。


新・貧困ラインとは・・・
2008年8月26日、世界銀行によって新しい貧困の基準として「1日1,25米ドル」
が設定されました。

これまで最もよく使われてきた貧困ラインは、世界銀行が定めた「1日1ドル未満」
これは最低限の健康を維持するために1日に必要な2100キロカロリーを得られる金額というのが根拠でした。
しかし、この数字は1981年の物価水準に基づいた少し古いデータでした。

そこで、今回は「国際比較プログラム(ICP)2005」の結果に基づき、途上国の物価水準がより正確に把握され、新しい貧困基準として1日1,25ドルが設定されました。

「1日1,25ドル未満」で暮らす途上国の貧困人口は2005年には14億人(4人に1人)であるが、これは1981年の19億人(2人に1人)と比べると減少していることになり、
世界の貧困と飢餓を1990年の水準から2015年までに半減するというミレニアム開発目標を達成できること示すものだとしています。

しかし、この減少は中国が突出した形で成長したことが大きく、
南アジアやサハラ以南のアフリカでは、経済は急成長しても貧困層の比率はほとんど下がっていません。
そして、今回のデータにはいま問題になっている原油や食料高による貧困の拡大や、景気の悪化による貧困人口に与えた影響は反映されていません。





そこで、今回の勉強会では

まず1週間に自分がどれくらいのお金を使うのかを考えてもらい、

次に自分がバイトの給料日まであと1週間あり、お金はあと800円しか残っていないという状況でどう生活すれば良いかを考えてもらいました。(お金は借りれません)




現在、1ドル=約92円です。
今回扱った800円はアバウトに計算して今回の基準「1日1,25ドル」の1週間分の金額です。

実際このお金で生活をすることは難しく、シェアした時にみんなから出た意見でも
  • 学校に行かない
  • 食費に当てる(安い食材)
  • 自転車に乗る(通学も含め)
  • 丸1日寝て過ごす
  • もやし栽培
  • 魚を釣る
  • デパ地下で試食
  • ギャンブルにつぎ込む
といった意見が主でした。
このように、1日1,25ドルしかないの状況での生活では今の生活を続けることはかなり困難で、おそらく学校にはまず行けません。
しかし、世界にはこの基準やそれ以下のお金で年中生活している人たちが多くいます。
今回の勉強会では、今の自分の生活と比べて、1日、1週間にこれだけしかお金がないことがどんなものかをイメージしてもらいたく行いました。


最後に、CAREというNGOの職員が
書いた1日1ドル日記があったので載せておきます。
http://www.careintjp.org/1dollardiary/1dollardiary.html












第二回勉強会

こんにちわ!13期勉強会のいね(稲田佳実)です。明けましておめでとうございます。今年も13期勉強会をどうぞよろしくお願いします!

お正月いかがおすごしでしょうか?稲田は最近めっきりバイトの鬼です。7連勤かつ6連続ラストとかシフトに入れてくる店長はもっと鬼です。笑
まぁこれは置いといて、

これからエコハビの人たちに気軽に見てもらえるようなブログにしていきたいと思ってるんでよろしくお願いします。てっちゃんも書いてましたが、気軽に指摘でも何でももらえると嬉しいです。



では、13期二回目の勉強会について書いていきたいと思います。

この回では世界の子ども達が直面している問題についてクイズをしました。

以下が使用したクイズ達です。



①現在、世界にはストリートチルドレンの子ども達は___人いる。

A. 1億  B. 1億5千万 C. 2億 D. 2億5千万



答えは「A」!



* 路上で生活しているストリートチルドレンは、路上で物売りをしていて事故に遭ったり、暴力や性的暴行を受けることもある。家庭での辛い記憶と路上での厳し い暮らしに耐えかねてシンナーや麻薬に手を出してしまう子どもや、自分の体を売ったり犯罪に手を染めていく子どもも多く、ストリートチルドレンとなった子 ども達はさらに児童労働、児童買春、AIDSなどの様々な問題へと巻き込まれていく。多くの国々で、NGOや公的機関が手助けをしているが、ストリートチ ルドレンの人数がとても多く、NGOの数も職員数も足りないために十分な助けがあるとは言えない。また、保護してもストリートにもどっていく子どももたく さんおり、物乞いやシンナーに頼る生活をしていては更に将来の生活が不安になり、とても問題となっている。


②100円あれば・・・

 バングラディシュのストリートチルドレン___人がコップ一杯の牛乳を飲むことが出来る。

A. 5 B. 10 C. 15 D. 20



答えは「D」!



* 33万人。沖縄県那覇市の人口とほぼ同じ数の子どもたちがバングラデシュの首都ダッカの路上で暮らしています
彼ら、彼女らは、生活のために荷運びやゴミ拾い、さらには売春もするしかなく摂取や暴力に遭ったり、不衛生な環境によって病気になるなど、
絶えず危険にさらされています。
そんなストリートチルドレンの安全・健康を確保し、自立を支援するためのNGOシャプラニ-ルは現地のNGOと共に
「ドロップ・イン・センター」というセンターを運営している。
この施設は24時間オープンでストリートチルドレンであれば誰でも利用可能。休憩場所の提供や希望者への食事配給、簡単なケガの治療やカウンセリングなどを行っている。
センターで一日1回配られるコップ1杯の牛乳は、ストリートチルドレンたちの貴重な栄養源となります。


③1秒で5歳以下の子ども達48人が汚染された水や食糧で下痢になります。1年間でみるとどれぐらいになるでしょう?

A. 5億 B.10億 C.15億 D.20億



答えは「C」!



* その内300万人以上が死亡





④1秒間に生産されるミネラルウォーターは、ペットボトル___本分にあたるでしょう?

A. 2000 B.2500 C.3000 D.3500



答えは「D」!



* 現在、地球上では1日20ℓの水を手に入れるために30分以上歩かなければならない人が約11億人います。
さらに、約24億人の人々がトイレすら利用できない状況にあります。





⑤結核、はしか、破傷風など予防可能な感染症によって1日___人の子ども達が亡くなっている。

A. 4000 B. 5000 C. 6000 D.7000



答えは「C」!



⑥100円あれば・・・

A. 西半球の最貧国、ハイチ共和国の診療所で、不足しているお医者さんを一人雇うことができる。
B. ポリオという感染症からミャンマーの子ども5人を守ることができる。
C. タイとカンボジア国境にある地雷源を1㎡分なくすことができる。



答えは「B」!



*
A.これは500円で出来ること。この国では、インフラ設備の遅れや極度の栄養不足などが原因でマラリヤや腸チフスなどが蔓延しているにも関わらず、現在医者が一人ということが大変問題視されている。
B. ポリオはワクチンの摂取を徹底することで撲滅が可能。世界的に発生数は減少しているが、東南アジア3国、アフリカ4国では未だ撲滅に至っていない。東南ア ジア3カ国の一つであるミャンマーでポリオワクチンの摂取を受ける5歳未満の子どもは毎年平均550万人。2001年以降の発症例はなく、このまま摂取を 続ければあと一歩でミャンマーからポリオを撲滅することができる。
C.地上に埋められた地雷の総数は1億個とも言われている。その地雷を一つ除去 するのにそれを埋める作業の100倍ものお金と危険と労力と時間を必要とする。JAHDS(人道目的の地雷除去支援の会)によって、タイとカンボジアの国 境で2004年から始められた計画では、約一年かけておよそ40万㎡の除去作業に1億4000万円かかった。そこから計算して金属探知機など耐用年数の高 い機材費を除いたコストは1㎡あたり約300円。






⑦世界の教育費は年間1兆3868億ドル。そのうち開発途上国の教育費は__%。
A. 7% B. 13% C. 18% D. 26%



答えは「C」!



* 発展途上国の教育費は約2493億ドルで、これは世界の教育費1兆3868億ドルの18%である。この額は、アメリカ一国の年間軍事費用を下回る。





⑧100円あれば・・・

—20年以上続いた紛争によって教育そのものが大きなダメージを受けたアフガニスタンの子ども__人に国語と算数の教科書が提供出来る。
A. 3人 B.5人 C.7人 D.10人



答えは「B」!



* アフガニスタンでは、内戦時に2000校以上の学校が破壊され、数年前まで女子教育が禁止されていた。現在も女子の初等教育就学率は約5%で、識字率は16%と言われている。治安の問題で遠出出来ず、一家の大切な働き手である彼女達にも学びの場が必要とされている。




⑨世界には少年兵が__人!!
A. 1万 B. 10万人 C. 20万人 D.30万人



答えは「D」!



* この世界で子供たちが参加していない紛争地はないといわれるほど、おもちゃや学校が似合いそうな多くの子供たちが銃を持って戦っている。1995年 ~1997年の間に18歳以下の子供たちが、およそ36の武力紛争で、政府軍または反政府勢力の武力要因として参加したことがわかっている。このうち28 の紛争では、15歳以下の子供たちも加わっている。






⑩世界のエイズ孤児は1040万人もおり、2010年までにこの数は__倍になると言われている。
A. 1.2倍 B. 2倍 C. 2.2倍 D. 3倍



答えは「B」!



* アフリカ全土で猛威をふるっているエイズは、今や一日に約6030人の命を奪っている。年々上昇しているこの数値は、向こう10年で倍増すると言われてお り、これによってエイズ孤児や母子感染といった形で多くの子どもにも影響を与える。世界中にエイズ孤児は1040万人おり、また毎年60万人の子どもが母 子感染し、これまでに15歳以下の約400万人が亡くなっている。





問題は以上です。

結構問題の内容がバラバラですが・・・;;

漠然とでも、こういう現状があることを知ってもらえると嬉しいです。

世界がもし100人の村だったらとか、100円で出来ることとかについて書かれた本は結構あるので、時間があれば見てみると楽しいかもしれません♪

<参考文献>
・1秒の世界
・世界がもし100人の村だったら
・世界から貧しさをなくす30の方法
・世界を変えるお金の使い方


以上、第二回勉強会についてでしたー。